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岡村 茂樹*; 宮川 高行*; 山本 智彦; 深沢 剛司*; 藤田 聡*
no journal, ,
本報では、本3次元免震装置の構成概要及びオイルダンパの開発概要について報告する。また、原子炉建屋の地震応答を評価するために開発した水平・上下同時入力の地震応答解析モデルの報告概要について述べる。
山本 智彦; 深沢 剛司*; 杣木 孝裕*; 廣川 敦史*; 宮川 高行*; 岡村 茂樹*
no journal, ,
高速炉の3次元免震装置や2次元免震装置では水平方向の減衰力を得るために、水平オイルダンパの使用が予定されている。昨今、構造物の地震に対する裕度向上を目的として、設計で用いる基準地震動の加速度レベルが大きくなっており、これによって、一般建築向けに市販されている免震用オイルダンパの許容速度では十分な裕度を確保することが難しくなってきている。本研究開発においては、その形状は現在市販されているオイルダンパと同規模ではあるが、一般建築で適用されているオイルダンパの許容速度に対して2倍以上となる高速型のオイルダンパの開発を進めている。本検討では、このオイルダンパの減衰特性を検証するため、油圧のサーボ型試験機を用いた加振試験を実施した。「その28」では、許容速度を向上させた水平オイルダンパの減衰特性を確認するための試験条件について述べる。
足立 佳彦*; 遠藤 直毅*; 深沢 剛司*; 杣木 孝裕*; 宮川 高行*; 山本 智彦; 岡村 茂樹*
no journal, ,
高速炉の3次元免震装置や2次元免震装置では水平方向の減衰力を得るために、水平オイルダンパの使用が予定されている。昨今、構造物の地震に対する裕度向上を目的として、設計で用いる基準地震動の加速度レベルが大きくなっており、これによって、一般建築向けに市販されている免震用オイルダンパの許容速度では十分な裕度を確保することが難しくなってきている。本研究開発においては、その形状は現在市販されているオイルダンパと同規模ではあるが、一般建築で適用されているオイルダンパの許容速度に対して2倍以上となる高速型のオイルダンパの開発を進めている。本検討では、このオイルダンパの減衰特性を検証するため、油圧のサーボ型試験機を用いた加振試験を実施した。本報では、許容速度増大を図った水平オイルダンパについて、減衰性能検証試験,周期依存性試験,擬似地震波加振試験を通じて評価した結果について報告する。
遠藤 直毅*; 足立 佳彦*; 深沢 剛司*; 杣木 孝裕*; 宮川 高行*; 山本 智彦; 岡村 茂樹*
no journal, ,
高速炉の3次元免震装置や2次元免震装置では水平方向の減衰力を得るために、水平オイルダンパの使用が予定されている。昨今、構造物の地震に対する裕度向上を目的として、設計で用いる基準地震動の加速度レベルが大きくなっており、これによって、一般建築向けに市販されている免震用オイルダンパの許容速度では十分な裕度を確保することが難しくなってきている。本研究開発においては、その形状は現在市販されているオイルダンパと同規模ではあるが、一般建築で適用されているオイルダンパの許容速度に対して2倍以上となる高速型のオイルダンパの開発を進めている。本検討では、このオイルダンパの減衰特性を検証するため、油圧のサーボ型試験機を用いた加振試験を実施した。本稿では、繰り返し特性を把握するための試験条件およびその結果ついて述べる。
杣木 孝裕*; 諸菱 亮太*; 深沢 剛司*; 宮川 高行*; 山本 智彦; 岡村 茂樹*
no journal, ,
本報告では、実大オイルダンパの基本的な減衰力特性の実用性を検証するため、正弦波加振ならびに擬似地震波加振等の実挙動で想定される複数の非定常な入力に対してオイルダンパの解析モデル(Maxwell Model)による減衰力の再現性(解析で評価できるダンパか否か)を明らかにする。また、原子炉建屋を対象に、水平オイルダンパを含む3次元免震及び従来の水平免震システムを導入した地震応答解析モデルの概要について述べる。
宮川 高行*; 山本 智彦; 深沢 剛司*; 岡村 茂樹*; 藤田 聡*
no journal, ,
本シリーズ(「その27」から「その32」)では、許容速度を2.7m/sとする免震用水平オイルダンパの減衰力特性および著者らが提案する3次元免震装置の地震応答解析モデルをテーマに報告した。ここでは、これらの検討結果を総括するとともに、今後の開発計画について述べる。
深沢 剛司*; 杣木 孝裕*; 宮川 高行*; 山本 智彦; 遠藤 直毅*; 岡村 茂樹*; 藤田 聡*
no journal, ,
オイルダンパーを利用した免震構造の場合、オイルダンパーの許容速度が安全余裕を評価するうえで重要なポイントとなる。しかし、その許容速度の増大に着目した研究は稀有である。ここでは、許容速度を2.7m/sとする試験体を製作のうえ、その減衰特性を加振試験により明らかにする。また、地震応答解析に用いるモデル方法について検証した結果について述べる。
遠藤 直毅*; 足立 佳彦*; 平山 智之*; 湯川 正貴*; 宮川 高行*; 山本 智彦; 宮崎 真之; 深沢 剛司*
no journal, ,
許容速度2.7m/sを達成した水平オイルダンパ2体を試作した。これを用いた動作確認試験結果を報告する。また、過去に製作した1体を加えて、3体を組み合わせた減衰特性試験の計画概要について報告する。
遠藤 直毅*; 足立 佳彦*; 平山 智之*; 湯川 正貴*; 内田 昌人*; 山本 智彦; 宮崎 真之; 渡壁 智祥; 深沢 剛司*
no journal, ,
許容速度2.7m/s、減衰定数250kN/(m/s)、最大減衰力675kN)の水平オイルダンパ3体を用いて実施した加振試験結果を報告する。各周期条件における減衰力と速度関係が得られたことと3体のばらつきが小さいことを報告する。